
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:青森県観光情報サイトアプティネット
貝焼き味噌(かいやきみそ) / 郷土料理(貝焼き味噌(かいやきみそ))
貝焼き味噌
古くからホタテ産地として知られた津軽湾周辺では、江戸時代からすでに「貝焼き味噌」を食べていたといわれる。網で海底をさらうと5から10年物の天然ホタテが獲れた時代で、直径20cmほどもある大きな貝殻を鍋代わりにして、イワシやサバの切り身と自家製の味噌をのせて焼いた素朴な漁師料理だった。後に庶民が卵を入手できるようになり、溶き卵を流しこんで一緒に全体をとじたが、当時は栄養をつけるために病人や妊産婦だけが口にできる特別な味だったという。津軽出身の太宰治は著書「津軽」の中で「貝焼き味噌」への憧れを綴っている。
材料
- 卵1個
- カツオ節5g(削り節2g)
- 焼き干し2本
- 板麩1/8枚
- 手づくり赤味噌15g
- ねぎ少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
板麩は水に入れてもどし、7~8mm細さに切り、ねぎは小口切りに切る。カツオ節は削っておく。卵はよくときほぐしておく。
貝に水を100ml入れ、焼き干しを入れて、くどこ(七輪)の上にのせて出汁をとる。
出汁の香りがしてきたら、焼き干しを取り出し、カツオ節を入れる。
カツオ節が沈んだら、味噌を入れて溶かす。味噌の量は好みで加減する。
板麩を入れて沸騰したら溶き卵を入れ、卵が固まったらねぎを加え火からおろす。
※昭和40年(1965年)当時は、各家庭で削ったカツオ節を5g程度入れていたようであるが、現在は市販の削り節が定着しており、2~3g程度入れている。





