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干しいも

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:(一社)茨城県観光物産協会

干しいも(ほしいも) / 郷土料理(干しいも(ほしいも))

農水省 うちの郷土料理

干しいも

老若男女から親しまれているさつまいもの加工品である「干しいも」。茨城県は、「干しいも」のシェアが全国トップを誇る。そのうちの大部分を生産しているのが、ひたちなか市、東海村、那珂市である。 「干しいも」の発祥の地は静岡県で、遭難した薩摩(現・鹿児島県)の船を大澤権右衛門(おおさわごんえもん)が助けたことをきっかけに、静岡県にさつまいもがもたらされたのがきっかけだといわれる。静岡県でさつまいも栽培が広がる中で、栗林庄蔵という者が、さつまいもを煮て包丁で薄く切ったものを干す煮切り干し法という手法を考えつき、これが「干しいも」のはじまりとなったといわれている。いつでも食べれられる、保存がきくといった利便の良さから、一気に関東まで広まっていったといわれる。 その後、静岡県沖で遭難した照沼勘太郎が、静岡県で目にした「干しいも」を茨城県でつくりはじめた。そして、那珂湊市(現ひたちなか市)でせんべい屋を営んでいた湯浅藤七や小池吉兵衛が「干しいも」の製造・販売をはじめたことによって、一気に生産量が増えたといわれている。阿字ヶ浦(あじがうら)の堀出神社には、「干しいも」を広めた人物として、吉兵衛の胸像がある。 戦争をきっかけにさつまいもが主食にとってかわったことで、一時期「干しいも」の生産は実質ストップしたが、戦後、県の推奨もあり「干しいも」生産が復活した。

材料

人数4人分

作り方 全4工程

  1. さつまいもは、皮付きのまま柔らかくなるまで蒸す。

  2. 1のさつまいもの皮を熱いうちにむく。皮はアクのある部分を取り除くため厚くむく。さつまいもの上下もアクが残るため厚めに切る。

  3. さつまいもを縦に1cm幅に切る。さつまいもが柔らかいうちに繊維に沿ってピアノ線または釣り糸(絹糸でも可)を使うときれいにカットできる。

  4. ざるに重ならないように並べる。風通しの良いところで、1週間天日に干す。ざるからはがれるようになったら、裏返して両面を干す。