
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:香川県農政水産部農業経営課
香川県 / 郷土料理(香川県)
ばらずし
「ばらずし」は、酢飯に季節の野菜などの具を混ぜ合わせたもので、おもにハレの日に食べる。客用には、サワラ、サバ、コノシロなどを酢でしめたもの、アナゴの照焼き、錦糸卵、紅しょうが、木の芽などをあしらう。神社の春秋の祭り、馬節句、ひな祭り、棟上げ、結婚披露宴、法事などの際、一番のごちそうであった。 中讃地域にある宇多津町の「ばらずし」は、甘い味付けが特徴である。宇多津町は、江戸時代、高松藩の港であったことから、砂糖を入手しやすい地域であった。また、江戸時代から昭和40年代まで、当地は全国有数の塩の生産地であり、体力が必要とされる塩づくりの人々には、甘いものが好まれていた。このようなことから、宇多津町において甘い「ばらずし」がつくられるようになったと推測される。
材料
- 米3合(昆布 5cm1枚、酒 小さじ2)
- 【合わせ酢】酢60ml
- 【合わせ酢】塩小さじ1強
- 【合わせ酢】砂糖50~70g
- 【具】油揚げ1/4枚
- 【具】人参40g
- 【具】ごぼう20g
- 【具】しいたけ3枚
- 【具】里芋小2個
- 【具】れんこん30g
- 【具】エビ80g
- 【飾り】卵1個
- 【飾り】きぬさや30g
- 【飾り】アナゴ少々
- 【飾り】紅しょうが少々
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全5工程
米は昆布、酒を加えて普通に炊く。
具の用意をする。エビは塩ゆで、ごぼうはささがきにして水にさらす。里芋は粗いさいの目切りにし塩もみして水にさらす。れんこんは小さい小口切り。人参、油揚げ、しいたけは細かい短冊切り。煮干しで出汁をとり、具を薄味に炊いて、ざるにあげておく。
合わせ酢の材料を火にかけ、砂糖と塩を溶かしておく。
はんぽ(おひつ、すし桶)に熱いごはんをうつし、合わせ酢を混ぜ合わせる。(この時は、うちわであおいでつやを出す) 2の具を加えて手早くかき混ぜる。
器に盛り、つけ焼きにしたアナゴ、錦糸卵、塩ゆでにした斜め千切りのきぬさや、紅しょうがを飾る。





